日帰りバスツアーに行ったらヘリコプターが欲しくなった話
社会にほほえみを届けたい。
どうも僕です。
週末は、某旅行業者が企画する日帰りバスツアーで静岡の方に行ってきました。
出発→イチゴ狩り食べ放題→富士宮焼きそば製麺所 見学・試食→神社でたそがれるやつ→浜焼き食べ放題→桜エビ試食→帰路
工程はこんな感じ。
ご覧の通り、小太りのために作られたようなツアーです。かくいう私も one of themなので悪しからず。バスツアー参加者の平均年齢は割と高いイメージですが、今回のものは、さすが食をメインにしているだけあって、若人が多く、フィジカルもしっかりした方が多かったです。
1.イチゴを狩り倒すと意気込むも
まず最初に到着したのが、イチゴ農場。
人生初のイチゴ狩りで「ハンドレッド食べるぞー!」と意気込んでいた僕ですが、結果はいかに…
入り口で優しさ溢るるおばあちゃんから練乳を受け取り、スタートです。
普段はイチゴなんて買わないし食べないので気づきませんでしたが、よく見るとイチゴって可愛いんですね。フェミニンの象徴です。
(イチゴにもおしべがあるなんて神様のイタズラでしょうか)
味は言うまでもなく美味しかったので、あえて言及することはいたしません。その代わりに出会ったクセの強いイチゴちゃんたちを紹介したいと思います。
いいですね〜。
独特のカービングがかかったシルエットが、『大谷鬼次の奴江戸兵衛』を彷彿させます。
続きまして、こちら。
ビューティフォー。
小学校の保健室に貼ってある、不健康な歯茎のモデルの写真と差し替えても差し支えない仕上がりです。グラグラしてるのが伝わってきますね。
差し替えても差し支えない…
好きな響きです。
そうこうしている内に僕のお腹は満たされ20分でリタイア。
結果は45個ほど。
小太り失格です。
差し替えても差し支えない…
2.焼きそばと神社とネギトロと
続いて向かったのは、やきそばの製麺工場。
入ったところで試食のやきそばをゲット。
味は、普通でした。笑
俄然お米派の僕にとっては、小麦粉製品の善し悪しは分からないようです…
工場見学なので壮大なものをイメージしていましたが、小さめのSAのトイレぐらいの規模でした。まあでも無料で食にありつけたので小太りは満足です。
次に神社を参拝。
かろうじて桜が一本咲いていました。
今年成人だというお嬢さんが着物でキメて前撮り?をしており、桜が無事に咲いていて僕はとても安心しました(やさしい)。
そして神社と言えば、やっぱり地元の小中学生による書き初めの展示ですよね。
ありましたよ、ここにも!
ね、ネギトロ!?
われわれが習字全盛期だった頃は、「緑風」とか「世界遺産」とか厳かなものが多かったですが、今は自由なんですね。
それにしても、なんでネギトロなのかが気になります。
前世がネギトロなのでしょうか。はたまた希望か。
3.ホンビノス
さあ、次はお待ちかねの浜焼きです。
魚介類系男子の僕は、これを楽しみにこのツアーに参加したといっても過言ではありません。
スタートの合図で、ツアー参加者が我さきにと魚介類を調達します。
あの瞬間は人間のエゴが垣間見える瞬間で一度や二度、不愉快な思いもしました。
ですが、浜焼き自体は非常に美味しく、楽しいものでした。
ホタテやサザエ、ホンビノス(はまぐりみたいなやつ)、エビ、干物、サラダ、カレー、デザート etc..
とにかくたくさんの食材が食べ放題で、小太りにとっては「人生の充実」を感じさせてくれる瞬間でした。
ただ塩分が強く、28個ほど食べたあたりでキツくなってきたので、メインディッシュをカレーにコンバート。
特別に美味しいわけではないカレーを2杯たいらげ、無事に「小太りとしてのメンツは保てた」と、私このように自負しております。
あ、ホンビノスは焼きすぎると殻が破裂して、マッハのスピードで飛んでくるので気を付けてください。目に当たれば、おじゃんです。
4.おわりに
そろそろ疲れてきたので終わろうと思います。
…そう言えばタイトルのことに全く触れていない。
要はあれです。
「時間をお金で買えるようになりたい」という話です。
もう少し噛み砕くと、帰りのバスが、高速での事故の影響で大幅に遅れ、予定到着時刻より3時間ほど遅くなってしまい、「ああ、交通費も食べ物も全部ついてて、バスツアーってお得だったけど、こういう時にヘリがあれば4秒で帰れるのになあ」と思ったって話で、もちろんそういうハプニングを含めたまったり感がバスツアーの魅力でもあるし、でもやっぱり長時間のバス移動は小太りにはキツいし、それならヘリが良くね?って話です。
長距離バスじゃなくて新幹線とか、新幹線じゃなくて飛行機とか、そういう風にお金に余裕があれば、快適さや安全性、何より貴重な時間を買うことができるんですよね。
そんな話です。
では達者で。